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Espace+ [エスパス・プリュス]blog「La Voix du Nord-Est」の別館です。 |
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12/29/2008 今年、最も頑張ったキャリアと携帯メーカーさて、筆者の目線で、今年、最も頑張ったキャリアや携帯メーカーについて述べたいと思います。 ■MVC(Most Valuable Carrier):NTTドコモ 今年、最も頑張ったキャリアはNTTドコモでした。MNPで一人負けしてしまった反省から、あらゆる販売努力を惜しまず顧客満足度のアップを試みたのが理由になります。実際、今年の契約数推移は、ドコモの底力がうかがい知れる結果になりました。 ハイスペックまたは薄型の機種を多数取り揃え、多様なニーズに広範に対応できるようにしていました。割賦斡旋販売が定着するようになってから、消費者は高機能な機種を長く使う傾向が強まったため、ドコモの販売戦略は契約者にすぐ浸透したと言えます。グレード別の型番ルールをやめてから、ドコモの各機種はハイスペック志向が強まっています。 今年のドコモは「アンサー」シリーズの広告戦略を通して、キャリアとしてのビジョンを契約者に明確に示していました。実はこうしたことも重要なことだと筆者は思っています。動画に強いキャリアとか、ワンセグ携帯のラインナップを豊富に取り揃えたとかもそうですが、最も大きな「アンサー」は、パケ・ホーダイを幅広い層に合わせるためにプライスキャップ制にしたことでしょう。これはドコモの割高なイメージを和らげるのに貢献したと思います。 ドコモは昨年、「DoCoMo 2.0」をモットーにMNP転出超過を食い止めようとしていましたが、メディアから「ドコモに移転ゼロ」と皮肉られました。でも、実はこうした中でこっそりと次の一手に向けて入念に策を練っていたことがうかがい知れます。キャリアとして当たり前のことに力を注いだからこそ、ドコモが見直されているのです。 ※過去 2007年:ソフトバンクモバイル 「特別割」受付終了に伴い、低価格かつシンプルな「ホワイトプラン」を開始して大好評に。スーパーボーナスの仕組みを巧みに生かした一括9800円の端末も好調に一躍買いました。上戸彩をメインキャストとする奇抜なテレビコマーシャルもイメージアップに貢献しました。 2006年:au 魅力的な機種ラインナップとサービスで入念なMNP対策を練ったことで、他社の契約者の取り込みに成功。LISMO!を展開し、音楽サービスへの強さをアピールしました。 2005年:au 当時の最先端を行くサービスや魅力的な機種で、携帯の可能性に飽くなき挑戦を重ねていった実績が認められました。 2004年:NTTドコモ 900iシリーズに代表される先進的な機種や、おサイフケータイに代表されるライフスタイル提案型サービスで、3G携帯の普及やコンテンツ業界の活況をもたらしました。 ■MVM(Most Valuable Manufacturer):日本電気 今年、最も精力的に活動したメーカーとしてNECを選出しました。多機能化がどん詰まりになる中でブランドとのコラボレーション(amadana、サマンサタバサ、Francfranc)やソフトバンクモバイルへの復帰など、携帯メーカーとして地道に商品力を維持する戦略を練ってきたことが決め手になりました。 今年、NECは特にFOMA 7シリーズでの活躍が目立ちます。7シリーズはその多くが中途半端な機能と9シリーズより少し安いだけで割高感のある価格のために苦戦を強いられましたが、その中でamadanaブランドのN705iと、FrancfrancブランドのN706iは堅調に売れ行きを重ねていました。やはり、ブランドとのコラボレーションがある種のプレミアムになっていたようです。また、消費者の「薄く高機能な携帯を」というニーズに乗じて、N906iμも順調に売れ行きを重ねていました。 こうした販売戦略のみならず、世界最薄携帯の開発に携わったり、独自の新スタイルを提案したりと、メーカーとして技術力を磨いたことも注目に値します。ソフトバンクにカシオ計算機が新規参入した折に全面的にバックアップしていた点やシェア低下で自社開発が困難になったソニー・エリクソンに7シリーズを中心にOEM供給した点など、国産メーカーの雄として自助努力を惜しまなかったことも評価すべきです。来年、NECはどんな新提案を携帯に織り込むか、どんなブランドと手を結ぶのかに期待しましょう。 ※過去 2007年:富士通 ワンセグ携帯のF904iで、新スタイル「ヨコモーション」の定着に貢献。9シリーズはヨコモーション、7シリーズは防水路線と、明確な企画のもとで開発に取り組む姿勢や、多機能化する中で敢えて使いやすさを至上課題としたらくらくホンの開発思想も評価されました。 2006年:カシオ計算機 プリセットコンテンツ「アデリーペンギン」で、端末のコンセプトに合わせたプリセットコンテンツの重要性を主張したことが決め手になりました。操作にメーカーの癖が生じにくいKCPだからこそ可能だった差別化でしょう。 2005年:三洋電機 音楽重視のコンパクトなスライド携帯や世界初のワンセグ携帯など、携帯から広がる様々な可能性を封じ込めた機種を意欲的に開発した実績が評価されました。 2004年:シャープ 光学ズームカメラやテレビ携帯などで貪欲に多機能路線を歩み、現在までの携帯の方向性を決定づけたことが決め手になりました。 ■講評 今年はやはり、地道に頑張ってきたキャリアやメーカーの活躍が目立ちました。そのいずれも失敗から立ち直るためにあらゆる努力を惜しまずにしてきています。とりあえず ・携帯の基本は「どこでもちゃんとつながること」 ・端末の基本は「機能と安定性、品質が良いことと、付加価値があること」 ということを改めて感じさせました。そうした点で、如何にauが通信会社としての任務を全うできていないのかを思い知らされました。地方でも途切れやすい音声通話、不安定なKCP+端末でそれを実感しました。 いつか、auが立ち直る可能性やそれに対する懸念材料などについて、記事を更新しようと思います。 筆者の選ぶケータイ・オブ・ザ・イヤー2008 (2)前回の続きになりますが、今度は違った見方で選出してみたいと思います。 ■スマートフォン・オブ・ザ・イヤー:iPhone 3G 良くも悪くも携帯業界に衝撃を与えた画期的な機種と言えばこれしかありません。というのも、これまでのキャリアとメーカーの関係を大きく変革させる気運が高まっているからです。そして、数々のエンターテイメント機能を搭載してスマートフォンと馴染みの薄い層をも取り込み、新境地を切り開いたことも決め手になりました。 世間一般ではiPodの携帯版と認識されていますが、そうとは言えないほどこの機種でできることは多いです。YouTubeやアプリ購入による機能拡張、タッチパネルによるジェスチャー操作などが大きな魅力です。使いにくいかもしれないですが、筆者は量販店でタッチ&トライを重ねる度に慣れてきました。 実は、アップル社がソフトバンクモバイルを日本でのパートナーに選んだのは「トップセールス」の会社だったという共通点があったからかも知れません。アップル社の新製品発表会ではジョブズCEO自らが、ソフトバンクモバイルの新機種発表会も孫正義社長自らがプレゼンしています。さて、残る課題はNTTドコモへの納入ですね…。 山田隆持社長はまだ諦めていないようですが、ドコモは必ずFOMAプラスエリアや7.2Mbpsハイスピードエリア、HSUPAへの対応を必須条件にしそうです。現状だとここはドコモが折れないと納入はかないそうにありませんね…。 CDMA2000系キャリアに納入しない原則があるので、auでは(以下略)。 ・次点 Nokia N82 ノキア撤退の置き土産。ツァイスのレンズを使ったカメラ搭載でカメラに関する賞を受賞したらしい。日本におけるスマートフォンの先駆者だっただけに撤退は残念ですが、この機種で有終の美を飾りました。 WILLCOM 03 (WS020SH) ファッショナブルなデザインを採用し、スマートフォンを「ヲタクの持ち物」として忌み嫌っていた女性にも浸透させることに成功。 HTC Touchシリーズ Windows携帯として「TouchFLO」でiPhoneに果敢に挑んだ機種。Touch DIAMONDはすこぶる使いにくいので、フルキーボード搭載のTouch PROがおすすめ。 ■クソケータイ・オブ・ザ・イヤー:Sportio 時々、企画が暴走して契約者のニーズを無視した機種が開発されてしまうこともあります。それに見事に当てはまってしまったのが、auのSportioでした。au買い方セレクト導入時の「思いっきり手抜きされた機能の機種が出る」という懸念が、現実のものになってしまいました。 筆者はこの機種を見て、誰がこんなワンセグもおサイフケータイもない、小さな液晶とひ弱なカメラ付きの機種を買うんだろう?、と、思ったものです。そもそも、この機種はau Smart Sportsありきの設計思想なので、ジョギングの妨げになるような機能は搭載しなくて正解だったかも知れません(ならばBGM代わりになるFMラジオを付けて欲しかった)。 当然売れるはずもなく、苦し紛れに「両手打ち」がしやすいとかアピールされていましたが、結局、モデル末期はインセンティブを上積みされて安価で売りさばかれた不遇な機種でした。現在発売中のWalkman phone Xminiも同じく企画が暴走した結果製品化された機種なので、同じ運命をたどりそうです…。 ・次点 W61SH 悪い意味で「auらしさ」が出てしまった機種。連続再生可能時間が10時間未満しかないLISMO、普通に使っていても角にひびが入るほど深刻な強度不足が疑われる液晶側キャビネットなどが目に付き、auへの嘲笑も込められた「AUQSOケータイ」のスラングが定着してしまった。 W61PT 購買層を絞りすぎてしまった機種。男性が持つにはかなり勇気の要るデザイン。実は簡単ケータイW62PT開発の足掛かりだった? PRADA phone by LG 全面タッチパネルでとにかく使いにくい。結局、「プラダブランド」のプレミアしか売りがなく割高感の強い機種でした。 ・殿堂入り walkman phone Xmini(W65S) 潔く音楽に徹したコンセプトは一部のエバンジェリストから喝采を浴びたが、企画が暴走して機能面で思いっきり手抜きされてしまった。タッチセンサーでの操作が非常にしにくく、操作性でも水準未満。 総括 今年は分割払いの定着でなかなか携帯が売れない1年になりましたが、その一方で、ネットブックとUSBモデムとの抱き合わせ販売による激安パソコンのおかげで、イー・モバイルにとっては快進撃続きでした。最近はドコモでも抱き合わせ販売を始めたので、エリアの広さをどのように生かすのかに期待しています。 そのドコモは、今年に入ってから非常に生き生きしてきたと思います。CI改定で吹っ切れて、過去の成功体験から脱却しようとしたことが効果を上げているような気がします。新シリーズ導入も概ね好評ですが、将来は後述のような事態が予測されるので、ドコモのようなシリーズ分けが意味をなさなくなる可能性も想定されます。 相変わらず絶好調のソフトバンクモバイルですが、リスキーなやり方で携帯会社を買収したので借金まみれになっています。そのためか、今年は経営危機が噂されたことがあり、なんとかして収益を得ようとする必死さが朝令暮改の施策に現れてしまったと思います。その最たるはYahoo!ケータイトップのパケット有料化でしたが、さすがに反発が大きかったのか、後に撤回しています。 auは不安だらけになってきたと思います。携帯の買い方の選択肢が多すぎて、複雑怪奇と思われて買い控えを助長させましたし、なにしろ、嵐ファン以外から総すかんを受けた「auの庭」シリーズの広告戦略のまずさが目に見えていました。宣伝していることと実態があべこべなんです。最新の共通プラットフォーム「KCP+」も難産で、今も不具合が多く「産みの苦しみ」にあえいでいる印象が強いです。インフラがパンク寸前なのに強化しようとせずに痛みをヘビーユーザーに押し付ける輻輳対策もなんだかなあ…。 もう、携帯の多機能化はどん詰まりになっています。なので、これからは新機能や新提案はかなり少なくなりそうです。既存の機能の一部分を強化する方向に流れていきそうなので、カタログによく目を通して、欲しい機種を取捨選択しなければならなくなると思います。 今後、携帯に求められるのはブランドとのコラボレーションの強化とか、自社の電化製品のブランドを冠した携帯の開発とかになりそうです。筆者が密かに期待を寄せているのは ・三大アパレルブランド(GAP、ZARA、H&M)や、無印良品、ユニクロなどのアパレルブランドとのコラボレーション端末 ・ライカ認定のレンズと光学手ブレ補正搭載のカメラが売りのLUMIXケータイ ・携帯の使いやすさと先進的な全画面タッチパネルを組み合わせた2画面折りたたみ携帯(F-02Aを見て思いついた) ・「ザウルス」のブランド名がついたシャープのAndroidスマートフォン ・欲しい機能だけを選んで搭載できる、オーダーメイド携帯 の発売になります(笑)。大手メディアにも「携帯が売れない」と公然と報道されるほど低迷して久しい携帯業界ですが、打開策は2台持ちを勧めることしかありません。筆者は、これからは2台持ちが当たり前の時代になると思っています。徐々に複数の回線を持つ消費者が増えていますが、サブ回線を安く導入できる施策の策定も課題になります。 また、業界にとってはSIMフリー端末の流通を認めるかどうかが課題になりそうです。既にパナソニックとNECは同一プラットフォームでドコモとソフトバンクのそれぞれに納入する機種を開発していますが、これは開発コスト軽減だけでなく、将来的にSIMフリーの機種を開発するための布石のように思います。 多機能化や日本特有の商習慣の限界が訪れる中、携帯業界はどのようにして生き残るのか、それに期待しつつ、今年の携帯電話端末を振り返る特集を終了したいと思います。 次回は、2008年に最も頑張った携帯メーカーとキャリアについて述べたいと思います。さらにその次は携帯業界に対する提言、苦言について述べたいです。 筆者の選ぶケータイ・オブ・ザ・イヤー2008 (1)久しぶりです。本家blogのほうはID停止中のために閲覧ができなくなっています。もうじき再開しますので、悪しからず。 さて本題。今年も筆者の目線でケータイ・オブ・ザ・イヤーを決定してみたいと思います。 ■今年の傾向 まず、売れ筋の機種が大きく二極分化したことが特筆に値します。通信料と端末販売代金の分離により割賦斡旋販売が定着したのが要因になっています。高機能志向の強い契約者は割賦斡旋販売契約を組んでまで高額機種を買い求めるようになった一方、通話とメールができれば十分と考える契約者は一括販売の激安携帯で済ますようになりました。 ソフトバンクモバイルのスパボは両極端の契約者に合致するビジネスモデルで、スパボ一括9800円(いわゆる6円携帯)なんていう奇特な販売施策が可能になっていました。ドコモが売れない機種を売りさばくために同様の販売方式を(mova契約者巻き取りのために)こっそり採用していたのは注目に値します。 その一方で、auは今年いっぱい、端末販売施策に振り回される形で悪戦苦闘していた印象が強かったです。懸念していた通り、「フルサポート0円」と「シンプル一括0円」の「2つの0円」で売りさばかなければならなくなった機種が存在しています(W61Tなど)。機種ごとに有利な販売施策が違っていたため複雑怪奇と捉えられ、契約者の買い控えにつながってしまいました。 今年はiPhoneの影響でタッチパネルを搭載した機種も目立ちました。それと前後してスマートフォンも積極的に投入され、漸く日本でもスマートフォン普及の兆しが見えてきました。ワンセグ携帯では大幅な地殻変動が生じ、ドコモのスケールメリットを追い風にVIERAケータイが人気ナンバーワンになりました(なぜか秋田県ではワンセグ携帯に占めるVIERAケータイのシェアが全国一らしい)。 こうした傾向を踏まえ、まずは2008年のケータイ・オブ・ザ・イヤーを三大キャリアごとに選出したいと思います。 ■NTTドコモ部門:N906iμ 今年のドコモの携帯の傾向として、薄い機種に人気が集中していたことが特筆に値します。特にN906iμは12.9mmの薄型ボディにワンセグをはじめとする様々な機能を搭載し、906iシリーズとして高い人気を維持していました。かつては薄型携帯と言えばパナソニックの代名詞でしたが、今やNECの得意分野になりつつあります。パナソニックとの協業で薄型携帯のノウハウを吸収したのでしょう。 今までは薄型携帯は薄くなる分機能も削られてしまう傾向があって、通話とメールができれば十分と割り切った契約者にしか受け入れられませんでした。しかし、最近になってデバイスの軽薄短小化が進んで、薄くしてもある程度の機能を搭載できるようになったのです。 現在、STYLE seriesとして発売中のN-02AはN906iμ直系の機種になります。「ドコモで薄い携帯がよく売れる」は定石になっているようで、N-01Aを上回る売れ行きをマークしています。気になった方は是非。 ・次点 SH-01A ようやくフルスペックになったドコモのAQUOSケータイ。SH904i以来のCCDカメラ搭載で画像エンジンも見直した結果、携帯を超える高画質を実現しました(後述)。 SO905iCS おそらくドコモ向けで最初で最後のCyber-shotケータイになる機種。ワンセグをあえて搭載せず、カメラに潔く徹した思想が好評だった。 P706iμ 世界最薄のワンセグ携帯。P705iμと同じ9.8mmの薄さでワンセグを搭載したため、開発チームに敬意を払いたくなる機種でした。 ■au部門:W54SA 良くも悪くも話題になりましたが、三洋が最後に本気を出して開発した記念碑的な機種になります。KCP+が目指すau電話の方向性を可能な限り封じ込めた、崇高な理念の下で開発された機種でした。 実はこの機種は、2007年の年末商戦に投入されるはずでした。しかし、KCP+の開発の遅れのため、発売が春の新生活商戦にずれ込んでしまいました。不具合の頻発で発売が先送りされた地域もありました。結局、数十万台が「0円携帯」として投げ売りされた不遇なモデルライフを過ごさざるを得なくなりましたが、機能自体はカメラが微妙な画質だったこと以外は概ね満足いくものでした。 残念ながら、三洋電機の携帯事業は本体の業績不振のために京セラに売却されましたが、京セラが開発を引き継いだW64SAは実は、プリセットコンテンツの一部でW54SAと同じものを使っています。W64SAはもしかしたら、「本当はW54SAにこんな機能を搭載したかった」という意図も込めてW63SAの姉妹機種として開発していたのでしょう。 ・次点 W62SH 程よい薄さ、程よい機能、程よい価格で2007年夏のベストセラーとなったW52SHの再来を見事に狙った、いい意味でauらしい機種。値ごろになった今が買い時です。 W61S ドコモ向けと違ったアプローチで高性能カメラを搭載したCyber-shotケータイ。総合デジタルエンターテインメント携帯として人気を博した。walkman phone Xminiがあまりにもアレゲなので、一部でウォークマン携帯W52Sの事実上の後継機との見方もあるらしい…。 W63CA ワンセグを搭載して帰ってきたEXILIMケータイ。Visual WVGA有機EL搭載で鮮やかな画面。キープコンセプトのデザインだが、「画質より先進デザイン」を信条とするEXILIMのイメージに合う機種でした。 ■ソフトバンクモバイル部門:SoftBank 930SH ソフトバンクモバイル部門のケータイ・オブ・ザ・イヤーはiPhoneかそれ以外かで悩みましたが、結局、この機種に落ち着きました。この機種を選出したのは、高画素数化の一方で低画質化が進んでしまった携帯のカメラを、根本的に見直してコンパクトデジタルカメラに迫る高画質を実現しようとした努力を認めた結果です。 シャープは半導体メーカーでもあり、CCD(ソニーに次いで世界シェア2位)やその周辺デバイスを自社生産できるのが強みになります。わざわざ携帯のカメラのために画像エンジン「ProPix」を開発しているあたり、シャープのカメラ付き携帯へのこだわりがただものではないことを匂わせます。こうした強みを生かせずデジタルカメラ市場でシェアの確保に失敗したことが、シャープがカメラ付き携帯に力を入れている背景と言えそうです。 そもそも、CMOS搭載機種が増えたのはコストダウンや省電力化と薄型化のためで、メーカーとしてはやむをえないのが言い分です。CCDと周辺デバイスに強みがあるシャープだからこそ、こうした機種が開発できたと思います。ちなみにCMOSカメラ搭載のシャープ機のカメラの画質は残念ながらよくないです。 最近、中高生はおろか、20代にも携帯電話だけで消費生活を完結させている人が増えています。写真は携帯で撮る、音楽は携帯で聴く、テレビ番組も携帯で見るなど、手のひら大の携帯電話だけで事足りるような感じです。シャープのソフトバンク向け伝統の多機能な機種ですが、それにもかかわらず薄くコンパクトにまとまっています。こうした層に合致する機種ではないでしょうか。 ・次点 SoftBank 920P(VIERAケータイ) ドコモ版ほどのインパクトがなかったが、その後のパナソニックのソフトバンク向け機種の方向性を決定づけた機種。LiMoプラットフォームがベースになり、高機能化しやすくなりました。 SoftBank 930SC(OMNIA) サムスンの世界戦略機種。海外で売られているものと違って純粋な「ケータイ」だが、Touch wiz UIは健在。タッチパネルを生かした手書き入力(漢字などは予測変換で対応)が可能な機種でした。 SoftBank 931SH (FULL TOUCH AQUOSケータイ) 日本が誇る「ケータイ」代表として、タッチパネルを搭載してiPhone相手に果敢に挑んだ機種。ウィジェットにも対応した「全部入り」でした。現金正価が10万円を超える超高額機種です。 次回は、今回の続きと総括について言及したいと思います。 (2008.12.27, shiotama) 7/20/2008 KDDIの秘策、じぶん銀行ただいま、W54SAでじぶん銀行の口座申し込みをしている最中です。免許証がないのでケータイオーダーになっちゃうし(免許証を持っていると、携帯のカメラで免許証を撮って本人確認が終わるので本当に携帯だけで申し込みが完了するそうです)、ゲートウェイのバックボーンが弱いのか何度申し込んでもエラーが出て完了できません…orz。と、思いきや、なぜか完了した様子(笑)。 じぶん銀行については以下の記事を参照してください。 じぶん銀行の利点をまとめてみると、 ・携帯でテレホンバンキング、モバイルバンキング、アプリバンキングが簡単にできる ことが大きな利点になりそうです。ちなみに、他キャリアの携帯でもサービスは利用できますが、au電話で可能なアプリバンキングは不可能になっています。筆者は携帯番号を使った振り込みが振り込め詐欺の温床になりそうなことを懸念していること以外は十分魅力的なビジネスモデルだと思っています。実は、このじぶん銀行こそ「auの庭」のコアになるサービスじゃないかと思っています。 じぶん銀行では口座を開設する支店が色名になっていますが、筆者はドコモシンパなのでドコモのブランドカラーであるあか支店(支店コード:101)を選択しました。auはブランドカラーがオレンジなので、だいだい支店を選んだ利用者が多そうな気がしますけど…。あ、いけねぇ。あきぎん(秋田銀行)もブランドカラーが赤だったな…。 このあと、本人確認を済ませたうえでキャッシュカードが届きますが、その様子は後ほどお伝えします。一応、BTMU(三菱東京UFJ銀行)は秋田に中小企業向けの融資を目的に営業拠点を置いてあるんですが、フルバンクサービスを受けられる店舗がなくて…。ただ、BTMU(旧:UFJ銀行)と関係のあるセブン銀行が最近になってイトーヨーカ堂秋田店にATMを設置したし、郵貯ATMでも制約はあれど取引できるので大丈夫そうです。あとはMICSが対応できればいいですね…。 6/28/2008 使わなくなった携帯にご用心!N903iに久しぶりに電源を入れてみようと思って出してみたら、とんでもないことになっていました。なんと、電池パックが異様に膨張しています!N905iを使うようになってからあまり使っていないはずなのに、不思議です…。 デジカメのレンズのせいで歪んでいることもありますが、そうでなくとも、目視で膨れているのが一目でわかります。型番は電池パックN14、定格は3.8V850mAhで、一般的なデジカメのバッテリとほぼ同じです。 外装交換に出した時に新品の電池パックを購入していたのでそれと比較してみます。やっぱり、新品と比べると明らかに膨らんでいます。 ちょっとわかりにくいかもしれないですが、膨らんだほうは厚みが若干増しています。 膨らんだほうは製造番号がPLB(2006年12月製造)、新品はQGB(2007年7月製造)になります。新品と比べると4割ほど厚いです。 ドコモショップに持ち込んで調べてもらったところ、やはり不良が発覚しました。電池チェッカーで「持ちの悪い電池です。」と結果が出ています。このまま使い続けるのは良くないと言われたので、膨らんだ電池パックは二度と本体に装着しないことにします。ただし、ドコモ本体の倉庫で商品を整理整頓しているとのことで発注をかけられないらしく、現状では交換には応じられなかったためにそのまま持ち帰ることになりました。(注:7月の地域会社統合の準備として行っていた可能性があります。) ドコモショップの店員との話で分かったことは 在庫の整理が完了するまでしばらく時間がかかるらしく、それまで交換などの措置を受けられません。それまで電池パックは自宅で保管することにします。返す返す申しますが、使わなくなった携帯を保管する際、電池パックは本体から取り外しておくことをお勧めします。 (2008.07.03更新) |
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